過保護のカホコ
この物語は、現代の日本が生んだ【過保護の象徴】のような女子大生・カホコが主人公。何から何まで親の庇護のもと、温々と生きてきた‘奇跡の純粋培養人間’。そんな、ないない尽くしのカホコがついに、抗菌のビニールハウスから、雑菌まみれの世の中に飛び込んでいきます。そして一人の青年に告げられるのです。「お前みたいな過保護が日本をダメにするんだ」。カホコの「自分探し」が始まり、毎回「こんなの初めて!」な経験を通して自分の中に眠っていた本当の‘力’が、家族の問題を次々と解決していく。
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